こんにちは。
おすし(@osushiyo_osushi)です。
最高の利回りになるべく作成した、年利90%の自動売買設定。
ひっさびさに記事を書きました。
いつぞやにツイートした年利90%の自動売買設定の公開です。トライオートFXのビルダー機能を300回以上試し、セレクト機能や認定ビルダーなど既存のビルダー設定の収益率全てを上回ります。
異論はおおいに認めます🐣🐣🐣https://t.co/fx4o8NVEF3
— おすし (@osushiyo_osushi) January 31, 2021
早くもフラン円(CHF/JPY)のレンジが上限を突破しようとしています。
ということで、レンジ抜けしたらどうすればいいの?という内容をまとめました。
90%設定の詳細はこちらへ↓

Contents
2021年5月時点のフラン円(CHF/JPY)
この記事を書いている時点でのフラン円のレートは119.762円。
設定していたレンジは105~120円で、上限を突破しようとしています。

まさか、設定を公開してから3ヶ月でレンジを抜けそうな状況になるとは。
よもやよもや。
フラン円は5年間の長期間にわたってレンジ相場でしたが、大きな転換点を迎えようとしています。

ここで反発してレンジ内に戻れば爆益必須ですが、上昇し続ければ含み損がお荷物になってしまいます。
おにもつ。
ということで、レンジ抜けした場合の戦略を考えます。
自動売買の設定を変更して継続運用
戦略はいろいろあると思うのですが、今回のレンジ抜けした場合の作戦は、
『保有ポジションを一部損切り&今の設定を停止させ、新しく最高設定に乗り換える』
です。
ざっくり言えば、以下の3つを行います。
- ポジションを一部損切り
- 稼働済みの設定を全て停止
- 新設定を新しく稼働
当初はレンジ抜けしたらきっぱり辞めるつもりでいましたが、試験的に継続する方向で考えてみます。
116円以下の売りポジションを損切り
まず、116円以下の保有ポジションを損切りします。
なぜ116円?というのが気になると思いますが、新しく稼働させる自動売買設定の売りレンジを116~125円に変更するからです。
売りの設定レンジ
- 旧設定 111~120円
- 新設定 116~126円
そのため、新設定のレンジ外ポジションとなる116円以下は損切りします。

ここでお気づきの人もいると思いますが、設定を公開したのは2021年の1月末。
そこから116円を下回ったのはひと時だけ。

そのため、保有しているポジションは少ないことから、損切りダメージも少なく抑えられます。
・・・そう。昨年から運用している私を除いては。
損切りするか。損出しするか。
損切りではなく、損出しするのも作戦の一つです。
価格が下落に転じた場合、損出しで保有したマニュアルのポジションがあると含み益のコアポジションとなり、含み損が増えがちな自動売買にとって大きなアドバンテージになります。
資金に余裕がある人は損出しで対応してみるのも面白いかもしれません。
稼働済みの旧設定を全て停止
次に、現在稼働させているフラン円の設定を全て停止させます。
まず、『詳細』をクリックして、

『全停止する』をクリック。

最後に『全停止』をクリックします。

これで、新しいポジションを持つことはなく、決済機能だけが稼働することになります。
仮にレンジ抜けが一時的なもので価格が戻ってきたとしても、旧設定の幅広利幅がモリモリ決済してくれます。
既存のポジションも多少は活かしたいなあ、という考えです。
新しい設定を作成して稼働する
最後に新しい設定を稼働させます。
設定の内容はこんな感じ。
↓50万プランの新設定↓
20万プランの人は注文幅を100pipsにしてください。利幅は50万プランと同じでOKです。
実際の入力値はこんな感じ。
20万プランと50万プランの違いは、本数を3倍にしたかどうかだけです。
入力すると、設定範囲はこうなり、

ビルダー結果はこうなります。
- 期間収益率 82.29%
- 期間損益 +73,100円
- リスクリターン Excellent
- 推奨証拠金 88,833円
- 最大含み損 -16,140円
2019年からの2年4ヶ月の運用で、年利は35%程度。
最大含み損は約-1万6千円です。

50万プランの場合はというと・・・
- 期間収益率 80.38%
- 期間損益 +211,751円
- リスクリターン Excellent
- 推奨証拠金 263,463円
- 最大含み損 ‐48,563円
2019年からの2年4ヶ月で収益率80%なので、年利は34%程度の設定になります。
最大含み損は2020年5月頃で、約-5万円です。

チャート上ではこのへんですね。

後ほど説明しますが、20万プランと50万プランの両方とも仕掛けるレンジ範囲が広くなるため証拠金は増えます。
ただし、損切りする116円以下のポジションを保有している人はほとんどいないため、あまり気にする必要はないです。
一部損切り&新設定稼働のメリット
メリットは『価格が下落した時に旧設定ポジションがいきる』という点です。
前述しましたが、損切りは一部のポジションに限って行うので、幅広利幅のポジションはある程度残ります。
仮に、すぐにレンジ内に戻る動きをしたときでも決済がモリモリ発生するわけです。

全ての売りポジションを損切りすると、価格がレンジ内に戻ってきた時の利益が少額になります。
上昇した時は含み損になるので悩ましいところですが、今回は旧ポジションは保有したままで運用を継続してみます。
デメリットは必ず頭の片隅に置いておく
今回の作戦のデメリットは2つです。
- 必要証拠金が増える
- 上昇が続けば売りの含み損は増え続ける
必要証拠金が増える
仕掛けるレンジを拡大するので、必要となる証拠金は増えます。
今までは106~120円の14円幅(1400pips)のレンジで仕掛けていました。今回新しく設定するレンジは106~126円(2000pips)です。
新旧のレンジ設定
- 旧設定 106~120円(1400pips)
- 新設定 106~126円(2000pips)
新旧のレンジ差、600pips分のポジションを多く持つことになるので、必要証拠金も含み損ももちろん増えます。
そのため、多少なりとも証拠金を減らしたい場合は、買い設定の最下層である106~110円を今は設定しない、という方法もありかもしれませんね。

試しに20万プランで106~110円の設定を外すと、推奨証拠金は約6万2千円程度。

106~110円のレンジにも設定を仕掛けた場合の推奨証拠金は88,833円だったので、約30%の証拠金を削減できます。
証拠金の比較
- 106~110円も設定する ⇒ 証拠金88,833円
- 106~110円を設定しない ⇒ 証拠金62,053円(▲30%減)
買いの最下層のレンジは現在値からかなり離れているので、後から仕掛けることを忘れなければ今は設定をする必要はありません。
上昇が続けば売りの含み損が膨れ上がる
上昇の勢いが強いと含み損は膨れ上がります。
今考えられる最悪のシナリオです。
上下に動きながら緩やかに上昇する場合は多少マシですが、気持ちの良い右肩上がりのチャートが形成されるとちょっとマズイですね。
今のクロス円の相場的には上昇がひと段落した感があるので、気持ちよく上昇し続けることは無いとは思っています。(フラグではありません。)
新設定は利幅50pipsなので、今までよりも細かい値動きを利確できるようなロジックになっていますが、それすらをも凌駕する上昇が続くと困ります。
他の通貨ペアの利益が吹き飛ぶ可能性大です。
そんな状況になったら皆で一緒にお祈りしましょう。
余談
ここから先は補足のようなどうでもよい話なので、読みたい人だけ。
ぶっちゃけ、レンジ抜けしたフラン円をどうするかは、かなり悩みました。というか、今でも悩んでます。
元々は自分のシナリオ(=設定したレンジ)が崩れた時点できっぱり運用を停止する気でいたのですが、このままフラン円の運用を終了してしまうのは正直もったいないと。
単純に運用する通貨ペアが減って、利益獲得の機会が減るというのもありますし、せっかく時間をかけて保有したポジションを手放すのももったいない。損切りして含み損を確定させるのも、もちろんうれしくない。
今の状況を会社に置き換えるならば、赤字部門(フラン円)を切り離すか、どうにかして黒字化させるかの選択を強いられているわけです。
で、選んだのは黒字化させ、V字回復させる道。
現時点で役に立っていないお荷物通貨ペアですが、組み合わせている通貨ペアと相関性が低い特徴や、せまいレンジの中で推移していた実績を考えると、一回はチャンスを与えてやろうかなと。
あと、「レンジ抜けしたら、最高設定を再度つくって上書きする作戦」というのは前々から考えていたことであり、検証を兼ねてやってみたかったというのもあります。(名付けて「レンジシフト作戦」)
今回のレンジシフト作戦がうまく機能するのであれば、今後も他の通貨ペアでレンジ抜けが発生した場合、同様の方法で対応するつもりです。
また、自動売買を利用している界隈の傾向を見ていると、成功者の共通点は「続けること」かなと。
見当違いな継続は無駄以外の何でもないですが、継続という道に進むことでうまくいくかを知りたいという思いもあります。
ただ、続けるor辞めるの両極端の2択じゃなくて、一部損切して続けるという方法もありかなと。
ということで、試験的な要素を含んだ作戦なのでうまくいくかは分かりません。正直、自信はあまりないです。
「これは正直ダメなんじゃね?」と思った人は素直にフラン円を撤退するのをおすすめします。
うまくいけばいいなあ。
最高利回りシリーズを作成中
この年利90%設定の応用で、各通貨ペアでの最高利回り設定をつくってます。
第1弾はCAD/JPY、第2弾にユーロ円を作成しました。


自分の中で最高だった年利90%設定を最初に公開したので、結論としては90%には届きません。もし他に運用している通貨ペアが当てはまるようであれば、参考にどうぞ。
遅筆なのでちょっと時間が掛かってますが、乞うご期待ください。
投資する人に爆益あれ!

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