どうもこんにちは!おすし(@osushiyo_osushi)です。
今回はリピート系FX(自動売買FX)の最もお得となる利幅設定について検証してみました。
利幅は大きいほうが良いのか?小さいほうが良いのか
「利幅は大きいほうが最適なのか?小さいほうが最適なのか??・・・」
リピート系FXをやっている人の永遠のテーマですね。
- 「利幅が大きいと1回あたりの利益は大きい。ただし、約定する頻度が少ない。」
- 「利幅が小さいと1回あたりの利益は小さい。ただし、約定する頻度が多い。」
という特徴があります。
精神的には頻繁に利益が決済されるほど嬉しいので利幅は小さくしがちですが、本当に利幅が小さいほうがお得なのか?損をしているのではないのか??と気になってきました。
ということなのでシミュレーターを使って検証をしてみます。
検証する通貨ペア・レンジ・トラップ幅・利幅
検証する通貨はドル円です。慣れ親しんだメジャーな通貨ですね。
検証期間は直近の12ヶ月とし、105~115円をレンジとします。
トラップ幅は50pipsです。気になる利幅は30~300pipsまで10pips刻みで検証します。
全て買いポジションでの検証です。
設定項目 | 設定値 |
通貨ペア | ドル/円 |
レンジ帯 | 105~115円 |
トラップ幅 | 50pips |
検証期間 | 直近12ヶ月 |
利幅 | 30~300pipsの10pipsおきに検証 |
今回検証のために利用するシミュレーターはインヴァスト証券の「仕掛けシミュレーター」です。会員登録することなく利用できるおすすめのシミュレーターです。

検証結果は?
早速ですが結論です。
決済損益で最も利益のでる利幅は250pips、スワップポイントで最も利益がでる利幅は300pips、トータルで最も利益がでる利幅は260pipsとなりました。
利幅検証結果
- 決済損益 250pips
- スワップ 300pips
- 実現損益 260pips
結果の一覧はこちらの表↓のとおりです。
利幅 | 決済損益 | スワップ | 実現損益 |
30pips | 37,500円 | 13,460円 | 50,960円 |
40pips | 42,000円 | 13,630円 | 55,630円 |
50pips | 42,500円 | 13,940円 | 56,440円 |
60pips | 43,200円 | 14,184円 | 57,384円 |
70pips | 43,400円 | 14,616円 | 58,016円 |
80pips | 43,200円 | 14,736円 | 57,936円 |
90pips | 41,400円 | 14,982円 | 56,382円 |
100pips | 44,000円 | 15,285円 | 59,285円 |
110pips | 45,100円 | 15,583円 | 60,683円 |
120pips | 43,200円 | 15,996円 | 59,196円 |
130pips | 45,500円 | 16,128円 | 61,628円 |
140pips | 44,800円 | 16,353円 | 61,153円 |
150pips | 46,500円 | 16,654円 | 63,154円 |
160pips | 46,400円 | 17,085円 | 63,485円 |
170pips | 45,900円 | 17,408円 | 63,308円 |
180pips | 48,600円 | 17,573円 | 66,173円 |
190pips | 49,400円 | 17,780円 | 67,180円 |
200pips | 52,000円 | 17,941円 | 69,941円 |
利幅 | 決済損益 | スワップ | 実現損益 |
210pips | 50,400円 | 18,393円 | 68,793円 |
220pips | 48,400円 | 18,930円 | 67,330円 |
230pips | 50,600円 | 18,952円 | 69,552円 |
240pips | 50,400円 | 19,160円 | 69,560円 |
250pips | 52,500円 | 19,281円 | 71,781円 |
260pips | 52,000円 | 19,887円 | 71,887円 |
270pips | 48,600円 | 20,498円 | 69,098円 |
280pips | 50,400円 | 20,520円 | 70,920円 |
290pips | 49,300円 | 20,645円 | 69,945円 |
300pips | 51,000円 | 20,760円 | 71,760円 |
リピート系FXでは決済利幅を100pips以下にしがちですが、意外にも250pipsが一番決済利益が出る結果となりました。とはいえ、利幅が大きいと決済頻度が少なくなるので、自動売買を運用する側としてはモチベーションが下がります。この辺りはバランスが重要ですね。
また、スワップは利幅を最大とした300pipsが一番の結果になりました。利幅が大きいほうが決済されずに長くポジションを持つので、当たり前と言えば当たり前の結果ですね。
買いのポジションの時はスワップは受け取る側なので良いですが、売りのポジションの時は支払う側になります。同様に売りポジションで検証すればまた違った結果になるのではと思います。
時間のある時に別記事で紹介していきます。
今回の検証は直近1年間の結果であり、月足での大きなトレンドや価格の変動幅が大きくなるとまた違った結果になったのかもしれません。
その他のシミュレーション結果はこちらのまとめ記事をどうぞ。

今回のシミュレーション以外にもATRという指数を使って利幅を求める方法もあります。

最適な利幅で不労所得生活を目指しましょう!
グッドラック