米国株の取引をする時、皆さんはどこの証券会社を使っていますか?
ワンタップバイや大手ネット証券(マネックス・SBI・楽天)などで発生する手数料に違いがあります。
今回は気になる手数料について各社の比較を行っていきます。
※2019年7月にネット証券3社の手数料が変更になりました。最新情報はこちらの記事を参考にしてください。


ネット証券(マネックス・SBI・楽天)の米国株取引手数料
まず、ネット証券の取引手数料を確認します。ここでいうネット証券は
- マネックス証券
- SBI証券
- 楽天証券
の3社です。
この3社の米国株手数料を比較すると、
証券会社 | 手数料 |
---|---|
マネックス証券 | 約定金額の0.45%(最低5ドル~最大20ドル) |
SBI証券 | 約定金額の0.45%(最低5ドル~最大20ドル) |
楽天証券 | 約定金額の0.45%(最低5ドル~最大20ドル) |
3社とも全て取引手数料は同じです。
※2019年7月に最低手数料が0ドルになりました。
基本的に約定代金の0.45%が手数料として発生しますが、約定金額が低すぎると最低5ドル、約定金額が高すぎると最高で20ドルが掛かります。
ちなみに米国株を証券会社を通じて取引する場合、最低取引手数料が決まっているため、1112ドル以上で取引をしないと手数料負けして損してしまいます。詳細はこちらのページでまとめています↓

為替レートを1ドル=110円だとすると、1112ドルは122,320円です。
1回の積立て金額が12万円以上はちょっと金額が大きすぎますね。
One Tup BUYの場合
次はワンタップバイの手数料を確認します。ワンタップバイには2つの手数料プランがありますが、それぞれについて確認してみます。
取り引きの約定毎にスプレッド分の損失が発生します。スプレッドは発生する手数料は約定時間で異なり、
取り引き時間 | スプレッド |
23:30~6:00 | 約定金額の0.5% |
6:01~23:29 | 約定金額の0.7% |
となります。
具体的な計算をすると為替レートが1ドル=100円の時に1,000円分の米国株を購入する場合、
- スプレッド:1,000円×0.5%=5円
1,000円取引すると5円のスプレッドが生じます。
手数料の比較一覧
一番肝心な手数料を比較して見ます。
具体的に表にまとめると以下のようになります。
結果としては110,000円(1,000ドル)まではワンタップバイの方が手数料がお得で、110,000円以上からはネット証券で取引した方がお得ということになりました。(※1ドル=110円の場合)
ワンタップバイは取引手数料がパーセンテージで決まるため、一見不利のように思えますが、ネット証券は最低取引額が決まっているため、少額で米国株の投資をする場合はワンタップバイは有利になり、ネット証券は不利になります。
また逆に、110,000円以上で取引をする場合、ワンタップバイの0.45%の方がネット証券の最低取引手数料5ドルを上回り、不利になるようです。
まとめ
- ネット証券では0.45%の取引手数料がかかる。(最低5ドル~最大20ドル)
- ワンタップバイでは0.5%または0.7%の取引手数料がかかる。
- 122,210円(1,111ドル)まではワンタップバイの方が手数料が安く、122,320円(1,112ドル)以上からはネット証券の方が手数料が安い。
米国株は上昇しやすく配当金と売却益の両方が見込めます。日本株よりもおすすめの株式です。

毎月コツコツと積み上げれば複利投資にもなります。

一緒に不労所得を目指していきましょう!
それでは!