こんにちは!おすし(@osushiyo_osushi)です。
「楽してお金儲けをしたいなぁ」って思いませんか?
そんな願望を叶えてくれるかもしれないのがIPO株式投資です。損失リスクが限りなく低く、高いリターンが得られる可能性が高い投資法です。
今回は実際に私も実践しているIPO株式投資について紹介していきます。
Contents
IPO株式投資とは?
IPO(アイ・ピー・オー)とは「Initial Public Offering」の略で「新規公開株」を意味し、新しく証券取引所に上場された株のことをいいます。
そして「IPO株式投資」が何かというと、これから証券取引所に上場される株を入手して上場と同時に売却して利益を得る投資法です。
利益を得るまでのざっくりした流れを説明すると、
- IPO株式買い付けの抽選に参加する
- 抽選に当選する
- 上場日当日の初値で売却する
たったのこれだけです。
この方法がなぜローリスク・ハイリターンな投資法になるのかというと、「利益が出やすい(勝率が高い)」「一回の利益で数万~数十万円を見込める」という点です。
抽選の制度なのでIPO株式投資は宝くじと似ているのですが、ハズレても元手が減らないというのも特徴です。
それでは内容がざっくり分かったところでもう少し詳しく解説していきます。
ローリスク・ハイリターンで利益をゲット

「IPO株式投資は利益が出る可能性が高い」理由についてですが・・・IPO投資は株式取得時よりも売却時の方が高くなることの方が多いのです。
2017年では90社のIPO株が取引所に上場されましたが、そのうち84社の上場後の初値が株式取得時の価格を上回りました。
つまり株式買い付けの抽選に当選していれば約93%の確率で利益を得ることができたのです。
仮に2017年に全てのIPO銘柄に当選して全て初値で売却していたとすると、1年間で合計19,204,800円の利益を得たことになります。全てに当選するのは現実的な話ではありませんが、平均して1銘柄あたり213,386円の利益です。
1回でも当選すれば20万円以上の利益を出せる可能性があることを考えると、実践しないのはもったいないですね。
抽選に参加するのは無料で、当選後にも本当に株式を購入するかどうかの確認があるので、途中で気が変わっても辞退をすることができます。
IPOの始め方~当選までの流れ
IPO株式投資の始め方は簡単で、流れは以下のようになります。
- 証券会社の口座を開設
- 開設した口座に入金
- 仮条件に応募
- 抽選結果の確認
- 売り注文を入れる

証券会社で口座を開設
まずは証券会社の口座を開設する必要があります。
証券会社にそれぞれ特色はありますが私がおすすめするのはマネックス証券です。IPOの抽選確率が参加者全員に平等に割り当てられるので、初心者でも始めやすい証券会社です。
野村証券やみずほ証券、大和証券などの支店を持つ証券会社はおすすめしません。証券口座への入金額が当選確率に影響するので、資産が少ない人にとっては不利になります。
IPO株式投資をやるのであれば抽選が平等なネット証券の口座を開設しましょう。
開設した口座に入金
証券会社に口座を開設したら、次は口座に入金をします。
IPO株の抽選に参加するには通常の株式取引と同様に口座に入金したお金を使って参加をすることになります。
多くの証券会社は前金制なので、IPO株に応募する前に事前に口座に買い付けするための資金を入金しておく必要があります。(※証券会社によっては入金前でも応募ができる会社もあります。)
入金に必要なお金は応募する時に希望した価格(仮条件の価格)を株数で掛けた金額です。
- 口座に必要な最低資金 = 希望価格 × 株数
この資金は事前に入金する必要がありますが、抽選に外れた場合は戻ってきますので外れても損をすることがありません。
公開価格に応募
いよいよIPO株の抽選に参加します。
IPOに応募するには「ブックビルディング期間」の間に応募する必要があります。
ブックビルディング期間とは株式を上場する会社が、上場する株式の価格を決める期間です。ブックビルディング期間中に投資家たちが取得したい株価を提示し、上場前の公募価格(株価)が決定します。
まず仮条件では価格の上限を提示しましょう。抽選に参加する意思を示す時に「自分がいくらで株式を買い付けするか」という金額を示さなければいけません。
この時に〇~〇円の間という価格が指定されるのですが、必ず上限の価格を提示します。
下の画像の場合、仮条件は2,000~2,100円ですね。この場合、上限価格の2,100円を提示します。注文を出すときに成行注文の欄があれば成行注文をチェックします。

仮条件の上限を提示しないとまず当選しません。
※IPO株式は応募者が圧倒的に多くほぼ全員が上限価格を提示するので、少しでも安い価格を提示すると抽選から漏れてしまいます。
金額を提示したら応募完了です。
抽選結果の確認
ブックビルディング期間が終わると次は抽選に入ります。
抽選の時は特に何もすることはありません。抽選日時が過ぎたら証券会社のマイページで抽選結果を確認するだけです。

仮にハズレていても「補欠当選」の可能性も十分あり得ますので、油断してはいけません。
当選したら募集・売出期間の間に成行で売り注文を出して終わりです。あとは初値が高値になることを祈りつつ上場日を待ちます。
先ほども言いましたが、過去の実績では90%以上の確率で上場初値が取得価格を上回ります。どんと構えて待つだけです。
取得価格よりも高値で売り抜けることができれば、はれて利益が確定します。
IPO株式投資のデメリット

IPO株式投資にも少なからずデメリットがあります。
IPO株式投資のデメリット
- 全てのIPO株の初値が公募価格を上回るとは限らない
- ブックビルディング期間中に仮条件を提示すると資金が拘束される
当選すると高確率で利益を出すことができるIPO株の投資ですが、全てのIPO株で利益が出るわけではありません。
中には公募価格よりも低い価格で初値が付くこともあり、利益を出すことができない可能性もあります。投資の世界に絶対が無いことは頭に入れておかなければなりません。
また、ブックビルディング期間中に仮条件を提示すると提示した資金は拘束されます。抽選に当選するかハズれるかしないと買い付け資金の拘束は解除されません。
つまり指値で注文を出している状態なので、他の株式投資に運用することができません。
抽選から外れると資金は戻ってきますが、通常の株式取引を行っている人は資金のやり繰りに注意が必要です。
まとめ
- IPOに応募すると上場前の株を取得できる
- 当選してすぐ売却するだけで利益が出る可能性が高い
- 応募の手数料は無料
IPO株式投資は当選するのは難しいものの、参加は無料で当選すれば10万円以上の利益を見込むことができます。
ハイリターンではないもののリスクを抑えるには積立て投資が有効です。私が現在運用中の積立て投資はこちらをどうぞ。

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せっかくなので皆さんもぜひ参加してみましょう!