突然ですが、2018年度からWealthNavi(ウェルスナビ)での資産運用を始めています。
AIにお任せで最適な資産運用をしてくれるので、投資初心者や投資がうまくいかない人、将来の資産を形成したい人におすすめの投資法です。
「ロボアドバイザー」になじみが無いかもしれませんが、今回はウェルスナビの特徴や仕組みについて紹介していきます。
Contents

WealthNavi(ウェルスナビ)とはロボアドバイザーによる資産運用サービスであり、自分に代わり最適な方法で投資を行ってくれます。
投資対象は株式・債券・金・不動産などさまざまです。
運用資金を口座に入金しておくだけでETF銘柄の選定・購入・売却・リバランスなどを自動で行い、世界状況に合わせて常に最適な方法で資産を運用してくれます。
運用最低金額は10万円からなので多額の資金を必要としません。税金対策も最適化されており、ユーザーにとってメリットの多いロボアドバイザーです。
口座の開設・初回の運用設定も面倒な手続きは無く、運用前の6つの質問に答えるだけで自分の性格・運用スタイルに合ったリスクで運用をしてくれます。
一度運用を始めれば発生した利益を自動で再投資してくれることもあり、無駄なく運用してくれます。
(↓分配金が発生した即日に再投資による買い付けが自動で実施)

ウェルスナビ独自のリバランス機能

ウェルスナビの嬉しい機能と言えばリバランス機能です。
リバランスとは言葉の通りバランスを修正する機能のことです。
「利益の出ている銘柄を売却し、損が出ている銘柄(割安になっている)を購入する」ことでバランスを修正してくれます。

自分でリバランスをやろうとすると購入タイミングを迷ったり、含み損が出ている銘柄を買い増しすることに躊躇してしまいますが、ウェルスナビであれば機械的に淡々と行ってくれます。
自分の感情が入らないので無理な取引にもなりません。ロボアドバイザーならではの強みといえます。
ウェルスナビと銀行を連携して積立を自動化することも可能
ウェルスナビと銀行口座を連携させて自動で積立て投資をすることもできます。
毎月決まった金額を決まった日に振り込んでくれるので、自然と長期的な資産運用が可能になります。

定額を積み立てることは単純ですが、実は2つの大きなメリットがあります。
- ドルコスト平均法で投資できる
- 為替の影響を緩和できる
定額で積み立てることでドルコスト平均法になる

一定額の決まった金額を積み立てることで、自然と高いときは少なく購入し、安いときは多く買うドルコスト平均法になります。
毎月同じ数量を買い増すよりも平均取得単価を下げることができるので、資産評価額も改善していきます。そして価格が下がった時に多く購入できるということは、価格が上昇した時に大幅な利益を見込めるというメリットもあります。
特に何をして良いか分からない投資初心者や裁量取引で失敗を繰り返している人におすすめの方法です。
定期の積立ては為替の影響を緩和できる
定期的な積立てをすることで為替の影響を小さくすることができます。
ウェルスナビでは銘柄の買い付け前に日本円を米ドルに両替するので、ドル円の為替の影響を受けてしまいます。銘柄自体の価格が変わらなくても買い付け時の為替が変動していると、買い付け数量が少なかったり逆に多かったりと決まった数量・価格になりません。
ですが、定期的な期間で積立てをすることは為替レートを平均的な価格にすることができ、為替の影響を少なくすることができます。
得もあり損もある為替の影響ですが、定期的な積立てでは最小限の影響にとどめてくれるのです。
自動積立て金額のおすすめは2万円以上
少し補足になりますが、毎月の積立て設定での入金額は2万円がおすすめです。
ウェルスナビのページを見てみると、このような記載がありました。
・WealthNaviの口座に入金後、現金が※2万円以上(目安)となれば、自動でETFの追加購入を行います。
ウェルスナビは2万円以上の現金残高があれば買い付けをするようですね。
ということは確実に毎月の保有量を増やしたい場合は、積立て設定を2万円以上にする必要があります。
(↓実際に2万円を積み立てると即日で買い付けが行われます。)

積立てを1万円に設定すると買い付けは2ヶ月に1回、5千円にすると4ヶ月に1回のペースです。保有量が増えることが100%良いことではありませんが増えないよりは増えた方が気持ち的にも嬉しいですし、モチベーションにもなりますね。
ウェルスナビは長期投資が前提なので、「2万円」が無理のない金額であれば月の積立て金額を2万円以上に設定することをおすすめします。
ウェルスナビにしかない自動で節税するDeTAX機能
ウェルスナビには税金を最少に抑えるDeTAX(デタックス)機能があります。
利益が発生した時に支払わなければいけない税金を軽減してくれる仕組みです。
ウェルスナビの公式ホームページによると、以下の内容が記載されています。
DeTAX(デタックス)とは、分配金の受け取りやリバランスなどによって生じる税負担の一部または全部を、保有銘柄の「含み損」を実現して「利益」を相殺することにより、税負担を翌年以降に繰り延べる機能です。
(引用:WealthNavi)
かみ砕いて説明すると・・・
- 銘柄Aの利益を決済する時に銘柄Bの含み損も同時に決済する。
→利益と含み損の決済で利益は±0円。 - その後銘柄Bををすぐに買い戻す。
→銘柄Bの保有量は最初の状態になる。 - 利益は0円。銘柄Bの保有量は変わらず。
→税金の支払いは無し。
ということです。
仮に銘柄Aだけを売却して銘柄Bは保有したままの場合・・・
- 銘柄Aを売却した利益が手元に残る。
- 利益が発生したので税金を支払う。
- 結果、税金分だけ利益は少なくなる。(銘柄Bの保有量は変わらず)
になります。
結論、「ウェルスナビがうまくやり繰りするので税金の支払いをしなくて済みますよ」という話です。実際に確定申告をする必要がありませんし。
DeTAXはウェルスナビ独自の特許なので他のロボアドバイザーにはマネできない大きな特徴です。
ウェルスナビの手数料は1%

ウェルスナビの手数料は1%です。(運用口座の資金が3000万円を超えると0.5%)
ウェルスナビを始めるか始めないかのポイントになるところですが・・・
- 自分で投資信託を購入したりする人にとっては高いです。
- 面倒なので全部お任せにしたいという人にとっては安いです。
ただこれだけですね。
銀行や保険会社の投資信託を運用しているような人はウェルスナビに乗り換えた方が得をします。銀行などの手数料よりも安い1%で再投資・リバランス・deTAXをやってくれるのはかなり大きなメリットになります。
ウェルスナビは大手企業が認める成長企業!?

ウェルスナビは大手の有名企業が出資しています。
みずほ銀行や三菱UFJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルなど多くの企業が出資しています。
運用の中身とは直接的に関係のない話ですが、有名な大手企業が出資しているということは将来的に成長する可能性の高い分野である、と言えるでしょう。
成長性のある企業だと認識されている証拠です。
まとめ
- 運用口座に入金するだけでロボアドバイザーが自動で運用をしてくれる。
- 最低投資金額は10万円から運用可能。
- 毎月の自動積立も設定可能。保有現金2万円以上で買い増しするため、毎月の自動積み立ては2万円以上がおすすめ。
- ロボアドバイザー独自のリバランス機能があり、設定しているETF銘柄の保有割合が偏ることが無い。
- WealthNaviが特許を持つDeTAXで取引時に発生する税金を自動で節税。
- 手数料は1%以下。
- 大手企業も出資している成長有望な企業!?
投資の初心者、時間が無くて忙しい人におすすめのロボアドバイザーです。ぜひ始めてみませんか?
ウェルスナビが運用するETF銘柄の詳細はこちらの記事をどうぞ。

私の運用開始時の設定はこちらにまとめています。

実際に1年間運用してみました。順調にプラスで推移しています。詳細な結果はこちらをどうぞ。

お任せで運用できるのはロボアドバイザーの強みです。ぜひ一緒に始めてみましょう!