どうもこんにちは!おすし(@osushiyo_osushi)です。
早速ですが、トライオートFXでトラリピの注文ってできるのでしょうか?
トラリピ注文はマネースクエアが特許を持っている特別な注文なので、他のFX自動売買ではできないと思われるかもしれません。
ですが、トライオートFXでは注文設定を工夫すればトラリピと同じ注文内容を設定することができます。
「FXトラリピで運用したいけど、スプレッドが大きい・・・」
「トラリピよりもトライオートFXが好きだ!」
という人は、この記事を参考に注文内容を設定してみてください。
トライオートFXでトラリピ注文をする方法
それでは実際の注文設定内容を説明していくのですが、この記事では
「ドル円を価格帯105~115円の間に注文幅20pips・利幅100pipsで買いのトラリピを設定する」場合の例になります。
通貨ペア | ドル/円( USD / JPY ) |
---|---|
トラリピ方向 | 買い |
価格帯 | 105 ~ 115円 |
注文幅 | 20pips |
利幅 | 100pips |
通貨単位 | 1,000通貨 |
それでは具体的に設定をしていきます。
実際に注文してみる
1)まず注文設定をする時は右上の『複数作成(追尾・カスタム)』タブを選択します。

2)タイプは右側の『カスタム』を選択します。

3)通貨ペアは『USD/JPY』を選択します。

4)売買方針は『買い』を選択します。売りのトラリピを設定したい場合は「売り」を選択してください。

5)想定レンジ幅は『1,000』pipsと入力します。

ここでのレンジ幅は自動売買を設定する価格幅のことです。今回は105~115円の1,000pips(10円幅)を価格幅に設定するため「1,000」を入力します。
6)注文本数は『50』本を入力します。

この注文本数で自動売買の注文幅(トラップ幅)が決まります。今回はトラップ幅を20pipsに設定したいため、50本とします。
トラップ幅(20pips)
= 想定レンジ幅(1,000pips)÷ 注文本数(50本)
トラップ幅を50pipsにしたいときは注文本数を20本にします。計算方法は上と同じです。
※このとき「利確幅が100pips以上になる注文はお勧めしません。」と表示されますが、問題なく注文できるため無視して構いません。
7)取引額は『1』kを入力します。

「1k」は「1,000」を表しますので、「1,000通貨」を設定していることになります。
2000通貨、3000通貨で運用したい場合は、取引額を2k、3kと変更します。
8)初回注文価格は『105』を入力します。

105を設定することで、想定レンジ幅が105円から1,000pipsの間(105~115円)が決まります。
ちなみに105~115円の間に売りのトラリピ注文を設定したい場合は「115」にします。
9)初回OCOは『無』にチェックを入れます。

10)フォロー値は入力しません。カウンター値に『-100』pipsを入力します。

利益幅を100pipsに設定するので、価格が100pips上昇して決済された後に100pips戻って指値の新規注文を(同じ注文)を行います。
つまりカウンター値=利確幅である必要があります。
売りのトラリピを想定する場合は「-100」ではなく、「100」を入力します。
11)カウンター固定は『有』にチェックを入れます。

カウンター固定を「無」にした場合、手数料・スプレッド分だけ再注文する価格がずれるので必ず「有」にします。
12)利確幅は『100』pipsを入力します。

1,000通貨単位の運用で1回の利益が約1,000円になります。
以上で、細かい設定は終わりです。
後はリストに追加して稼働させると、トライオートFXでトラリピの設定をすることができます。
まとめ
いかがでしたか?やってみると意外と簡単ですね。
トライオートFXにはトラリピに無い通貨ペアもたくさんあるので、マイナーな通貨ペアにもトラリピ注文をすることが可能になります。
ただしこの設定でできないこともあります。それは「決済トレール」の機能です。
決済トレールはトラリピ独自の機能のため、トライオートFXで利用することができないことは知っておきましょう。
その他決済トレール以外にも違いはありますので、トラリピとトライオートFXを比較したい方はこちらの記事をどうぞ。

トラリピ注文をする時はハーフ&ハーフが有効です。投資金が3分の1以下で済むようになります。

私がおすすめしているFX自動売買はこちらをどうぞ。

それでは良い不労所得ライフを!