こんにちは。
おすし(@osushiyo_osushi)です。
トライオートFXで年利90%の自動売買設定を作成し、運用を始めたものの・・・
ヒマですね。すごいヒマです。全然決済されません。
相場に動きがないとつまらなく感じるとは思っていましたが、ちょっと予想を超えたヒマさ加減です。
このままでは機会損失では?
ということで、退屈な相場に対応した設定を作成してみました。
新しい設定をつくってみました。
〇〇ショックが無い場合、どんな設定が利回り最高になるの?というコンセプトです。年利90%設定がヒマ過ぎる&暴落ありきになっているというのがなんとなく頭にはあったんですが・・・
いかんせん、今の相場にマッチしてないですね。お試しがてら始めてみます🍣 pic.twitter.com/f7It2gRF3y
— おすし (@osushiyo_osushi) June 6, 2021
↓この記事のアレンジ設定です。

Contents
ヒマな相場にも対応するトライオートFXの自動売買ビルダー結果
作ってみたビルダー結果はこちら。
年利67%相当の結果になりました。
- 期間収益率:163.91%
- 期間損益:+289,226円
- 推奨証拠金:176,455円
- 最大含み損:‐74,915円
- 評価:Excellent
含み損が最大になった時期は2020年の3月頃。

コロナウイルスで世界中が騒ぎ始めた時期です。
けっこう利幅やレンジを調整してみましたが、利回りを最大化させつつこの時期の損失を全く少なくするのは難しいですね。
そして、通貨ペア別でビルダー結果をみると、稼ぎ頭はユーロポンド。

米ドル円の評価がVery Goodですが、総合的にはなかなかいい感じなんじゃないでしょうか?
ビルダー結果を全体的に見ても、確定利益の緑のグラフが右肩上がりでヨコヨコの停滞をしている期間がありません。
これなら退屈な期間は少なそうです。
ただ、毎度のことですがビルダー結果は後出しジャンケンのバックテスト。
今後もうまくいくかは運用してみてからのお楽しみ。
ヒマな相場に対応するトライオートFX自動売買設定の内容
そして、自動売買の設定がこちら。

トライオートFXでの入力値はこんな感じです。(画像クリックで拡大します)






通貨ペアは3つ。
ドル円(USD/JPY)、ユーロポンド(EUR/GBP)、豪ドルNZドル(AUD/NZD)です。
以前までならフラン円(CHF/JPY)も候補に挙げたいところですが、今回は除外しました。
想定していたレンジを抜けてしまったので。
注文幅は全て100pipsにしています。
リスクを上げたい場合は注文本数を増やすと良いです。
注文幅100pipsの場合の推奨証拠金は176,000円なので、上記の設定内容は「20万円プラン」といったところですかね。
で、今回の設定のポイントは利幅。
今までなら広い利幅を設定し、大きなトレンドや〇〇ショック級の相場の動きも利益に変えるスタンスでしたが、ヨコヨコの動きが続くときはさすがにつらい。
ということで、ヒマな期間ではどんな利幅&レンジが利回りを最大化させるのか追求しました。
ヒマな相場でも利回りを最大化させるトライオートFX自動売買設定のコンセプト
今回の設定のコンセプトはそのままズバリ「相場がヒマな時でも利回りを最大化させる」ということ。
言い方を変えると、「〇〇ショックが無い場合の最高利回り設定」という内容です。

具体的に何をしたかというと、ビルダー結果の中でも相場がヒマな期間の収益が最大化するように設定しています。

以前の設定は正直、フラッシュクラッシュとコロナショックの大きな相場の動きが収益に貢献していました。
毎年、1年間に最低1回以上の大きな動きがあれば今までの年利90%設定が活躍するのですが、実際には世界的に相場が短期間で動くのは年に1回程度。
仮に今後数年間、○○ショック級の大きな動きが無い場合・・・幅広い利幅の設定は微益で終わる可能性が高いかなと。
ちょっとそれはまずい。
ということで、今回は○○ショック時の利益を除外して利回りが最高になるように作成しました。

ちなみに、今までの年利90%設定と今回の設定を比べてみると・・・
結果としては、やはり年利90%設定のほうが期間収益率は上回る。
(今回・・・163%、年利90%・・・197%)
ただ、よく見てみるとコロナショックまでの期間では今回のヒマな設定のほうが収益面は上です。

毎年コロナショック級の急変動が発生しない限りは、今回のヒマ設定のほうが有利になります。
ただ、○○ショックの突発の大きな動きも含めて為替相場と言われればそうなのかもしれませんが。
また、含み損は50%程度増加しますので、リスクが上がることは理解しておく必要があります。
マネースクエアのトラリピで運用するのもよさそう
今回の運用通貨ペアはドル円、ユーロポンド、豪ドルNZドルの3通貨ペアです。
ということは、トラリピでも運用できます。

フラン円を運用せず、トラリピにユーロポンドが追加されたことで選択肢が広がりました。
そして、今回の設定では大きなトレンドや急な相場の動きの利益を最大化できないというデメリットがあります。
ですが、トラリピでトレール機能をONすると利幅が伸びてくれるので、デメリットをうまくカバーできるのかもしれませんね。
一応、トラリピで運用する場合の設定内容を載せておきます。






ただ、トラリピの場合はスプレッドが広い&マイナススワップが大きいため、一長一短のところもあります。
トライオートFXとトラリピのスワップ比較
トラリピでEUR/GBPがスワップ同値キャンペーン、AUD/NZDがスワップ0キャンペーン中です。
そのため、通常運転状態でどちらのスワップポイントが有利なのかは分かりませんが、USD/JPYでみるとトラリピのスワップは凶悪ですね。
トラリピのマイナススワップはトライオートFXの3倍近くあるので、相場に全く動きがない時はトライオートFXの3倍のペースで資金が削られていくことになります。
トレール機能が使えるというメリットもあるので、良いところもあれば悪いところもあるわけですが、個人的には正直どちらでもよいかなと思います。
私はトライオートFXで運用する方が慣れているから運用しているだけであって、トラリピでも全く問題はないです。
お金のために退屈さをガマンできるか
為替相場が世界的に荒れる頻度は、だいたい今のところ年に1回程度。
直近では、2019年の年始にフラッシュクラッシュと呼ばれる瞬間的な急変動。
そして、2020年3月頃のコロナショックと呼ばれる大きな変動です。
ここ数年の為替相場の傾向
- コロナショック以降、この記事を書いている2021年6月時点では今のところ短期間での大きな値動きは発生していない。
- 基本的に為替相場は年々ボラティリティが小さくなっており、雇用統計などの重要な指数の発表が行われてもたいして動きが無い。
そう考えると、今回のせまい利幅の方がうまく機能してくれるかもしれません。
含み損に十分注意はしないといけませんが、今後は○○ショック級の値動きがないことを前提として設定を作った方が良いのかもしれませんね。
ただし、○○ショック級の動きが来ることも含めて為替相場といえるのかもしれませんが。
何はともあれ、実際にやってみないことには分かりません。
身銭を使って実際に検証してみます。
投資する人に爆益あれ!


