どうもこんにちは!おすし(@osushiyo_osushi)です。
トラリピやトライオートFXなど、FX自動売買を運用する時の価格帯は何を基準にして設定すれば良いのでしょうか?
FX取引なので根拠なく決めてしまうと含み損が増えすぎ、あとから後悔してしまうかもしれません。
今回はFX自動売買を稼働させる価格帯の決め方についてまとめてみました。
Contents
ハーフ&ハーフ決め方①:価格帯(価格レンジ)は自動売買を運用したい期間を元に決める
そもそも価格帯を決める方法として2つのパターンがあります。
まず1つ目ですが、自分が運用したい期間を元に決める方法です。
価格帯決定までの流れを簡単に説明すると、
- 運用したい通貨ペアのチャートを開く
- チャートを運用したい期間で表示させる
- 高値と底値を探して価格帯を決める
- 発生する最大の含み損チェック
となります。価格帯を決めてから投資金を準備する考え方です。
①運用する通貨ペアのチャートを開く
それでは具体的に価格帯を決めていきます。まずは運用したい通貨ペアのチャートを開きます。

②チャートの幅を運用期間にする
次に運用したい期間のチャートを表示させます。今回は5年間で運用することとします。

③高値と底値を探して価格帯とする
次はチャートの中の高値と底値を抽出します。

高値125円・底値98円となるので、98~125円が運用したい価格帯になります。
④最大含み損を確認する
次は必要資金の計算です。ハーフ&ハーフで運用し、価格帯の中央を中心値とする場合、価格帯の2分の1が価格の最大下落幅です。
今回の例では高値125円-安値98円=価格幅27円となるため、価格幅27円の2分の1、つまり約14円が最大下落幅になります。

そして次は最大下落幅に達した時の含み損を確認します。
含み損早見表を見てみると、注文幅50pipsで運用する場合の最大の含み損は203,000円です。

つまり価格帯98~125円、注文幅50pipsで運用した時のロスカットされない最低必要資金は203,000円になります。(発注証拠金は省略します。)
ハーフ&ハーフ決め方②:価格帯(価格レンジ)は自分の投資金を元に決める
2つ目の決め方は投資金を元に価格帯を決める方法です。
先ほどとは逆に「投資金が〇〇円だから価格帯は〇〇~〇〇円にしよう」という感じです。
価格帯を決める流れとしては
- 投資金額を決める
- 注文幅を決める
- 最大含み損を確認する
- 最大下落値をチェック
- 最大下落値×2が価格帯になる
となります。
それでは決め方の具体的な手順を詳しく見ていきます。
①投資金額を決める
最初に投資金額を決めます。仮に30万円ということにします。
②注文幅を決める
次に注文幅を決めます。例として注文幅は50pipsにします。
③耐えられる最大含み損を知る
次に最大含み損を確認します。含み損計算早見表で確認すると、投資金30万円・注文幅50pipsで耐えられる価格の下落は1,700pips(17円)です。

④価格帯を決める(価格帯=最大下落幅×2)
ハーフ&ハーフで運用する場合、中央値が含み損0円となるため、34円の価格帯に耐えられることになります。

簡単にまとめると…
自動売買を設定する時に自分が何を優先させたいかによって決め方は変わってきます。
リスクを考えて投資金を元に価格帯を設定するか、価格帯を決めてから必要な投資金を準備するか。
安全に運用したいのであれば決め方②の投資金を元に価格帯を決めましょう。注文幅を広くすることで必要資金をコントロールすることも可能です。
自動売買を運用する時の通貨ペアの選び方やハーフ&ハーフの中央値も設定のコツがあります。こちらの記事を参考にしてみてください。


価格帯を決めたら次は利幅を設定して見ましょう。利幅を設定する時の考え方はこちらの記事をどうぞ。1日に動く変動値から最適と思われる数値を算出しています。

不労所得を目指しましょう!
それでは!