どうもこんにちは!おすし(@osushiyo_osushi)です。
今回はトライオートETFでの運用設定内容を変更しましたので、公開していきます。
トライオートETFは価格下落時に含み損を抱えがちですが、上昇トレンドで大きな利益を発生させてくれるにはどのように運用すれば良いか解説してみます。
Contents
トライオートETFとはETFの自動売買システム
トライオートETFとはインヴァスト証券がサービス提供しているETFの自動売買システムです。
自分の運用したいETF銘柄を選び、自動売買システムを稼働させるだけで自分の代わりに自動売買が決められた売買ルールにもとづいて取引を行ってくれます。
選べるETFはさまざまであり、成長著しいIT企業から構成されるETF銘柄から、成熟した配当重視の企業からなるETF銘柄などがあります。また稼働させる自動売買の種類には上昇トレンドに大きな利益を発生させるロジックや価格下落に強いロジックなどがあります。

特にETFの自動売買を行うトライオートETFは価格上昇時の利益発生を得意としており、右肩上がりの成長を続ける米国市場で大きな力を発揮します。

運用するETF銘柄は「ナスダック100トリプル」
今回、爆益を生み出すべく運用するETF銘柄は「ナスダック100トリプル」です。
「ナスダック100トリプル」の言葉の中の「ナスダック100」とはアメリカのナスダック市場に上場されている株式のうち、100銘柄から構成されているETF銘柄のことを意味しています。
構成される100銘柄に選ばれるは、
- ナスダック市場の時価総額100位以内
- 金融銘柄からは選ばない
- 1日平均20万株以上の取引量がある
- 上場して2年以上が経過
- 破産手続きを行っていない
- 外国企業でも組み込まれる
といった条件を満たす必要があり、グーグル・アマゾン・フェイスブック・アップルなど世界でも有名な企業で構成されています。
さらに「ナスダック100トリプル」の言葉の中の「トリプル」というのは価格が3倍の動きをするということです。価格が1ドル上がる場面では3ドル上昇します。ただし、1ドル下落する時は3ドル下落します。
つまり、「ナスダック100トリプル」は「ナスダック100」銘柄の3倍の値動きをするETFなのです。

価格上昇時に大きな利益を生み出しやすい反面、価格下落時も同様に大きく値を下げますが、十分に適切な資金管理をすれば大幅に利益を出してくれる銘柄と言えます。

戦略ロジック(取引ルール)はライジングを採用
トライオートETFを稼働させる時は「カウンター」「スリーカード」「ライジング」という決められた取引ルールから選ぶことになりますが、その中でもナスダック100トリプルは「ライジング」で運用します。
トライオートETFの運用ロジック
- カウンター・・・価格下落時に含み損を少なくするような取引を行う
- スリーカード・・・価格上昇時に利益を多く発生させるような取引を行う
- ライジング・・・価格上昇に大きな利益を発生させるような取引を行う



ライジングは他のロジックと比べて価格上昇時に大きな利益を生み出すという特徴があり、今回運用するナスダック100トリプルと非常に相性が良いロジックになっています。
具体的な戦略は「下落時に新規稼働+停止」
前置きが長くなりましたが、今回の新しい戦略は
「価格下落時に新しい自動売買を稼働させる。ただし、今まで稼働させていた自動売買は停止させる。」
というものです。
利益を良く出してくれるトライオートETFの弱点は価格が下がった時でした。
右肩上がりで価格が上昇することを前提としてシステムが作られているので、FXのように”売り”から取引を始めて利益を出すことができません。その場合、価格が下がると含み損となり、再び指値の決済価格になるまでひたすら待つことになります。
価格の戻りを待つことが悪い方法とは思いませんが、価格が指値の決済価格まで回復する時の上昇は大きな利益を手にするチャンスなので、とてももったいないのです。
そのチャンスを逃さないために、価格下落時は新しい自動売買を稼働させます。
新しい自動売買を稼働させる原則は「最高値から10%下落するごとに稼働させる」です。
ナスダック100トリプルの過去最高値は73ドルなので、下落が△10%は65.7ドル、△20%は58.4ドル、△30%では51.2ドル・・・と続きます。
自動売買を新しく稼働させるポイントは具体的には下の表のようになります。

下落率 | 価格 | 備考 |
0% | 73.1ドル | 過去最高値 |
△10% | 65.8ドル | 稼働ポイント① |
△20% | 58.5ドル | 稼働ポイント② |
△30% | 51.2ドル | 稼働ポイント③ |
△40% | 43.9ドル | 稼働ポイント④ |
△50% | 36.6ドル | 稼働ポイント⑤ |
△60% | 29.2ドル | 稼働ポイント⑥ |
△70% | 21.9ドル | 稼働ポイント⑦ |
△80% | 14.6ドル | 稼働ポイント⑧ |
△90% | 7.3ドル | 稼働ポイント⑨ |
ただし始めに言いましたが、新しく自動売買を稼働させる時は今まで稼働させていた自動売買を停止させます。
自動売買を停止させても指値の決済注文は有効となるため、相場下落後に新しい自動売買を稼働させ、古い自動売買を停止しても価格が回復すれば決済は行われます。新しくポジションを持たないだけです。
価格が下がって新しく自動売買を稼働させる時はもちろん資金が必要となりますが、必要な資金量はインヴァスト証券が設定している推奨証拠金を参考にしていただいて構いません。レバレッジ1.3倍程度に設定されており、十分に余裕のある条件下です。
運用の結果
一番気になるのが「実際に運用してみて結果どうなの?」というところです。
この記事を書いている2019年5月現在は新戦略での運用を始めたばかりなので、まだまだ大きな利益になりませんが、アメリカ市場の上昇相場がうまくこの仕組みとはまってくれれば大きな利益を発生させてくれるでしょう。

↑今回初めて下落後に自動売買を稼働させたので、”①”としています。
結果は実践中なので、また別記事で公開していきます。

追記:運用成績を公開しました。詳細はこちらの記事をどうぞ。

それではグッドラック。
トライオートETF公式:https://www.invast.jp/etf/