インヴァスト証券のETF自動売買であるトライオートETFでは「ナスダック100トリプル」という銘柄を運用すると、価格上昇時に爆益を上げてくれます。
実際に運用している人もしていない人も、初心に戻ってナスダック100が何なのかを紹介したいと思います。
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ナスダック100はアメリカの株価指数
ナスダック100とはアメリカのナスダック市場に上場されている株式のうち、100銘柄を元に構成されている株価指数です。
ナスダックの証券取引所には3000以上の株式が上場されていますが、ナスダック100指数を構成される株式銘柄に選ばれるにはいくつか条件があります。
- ナスダック市場の時価総額100位以内
- 金融銘柄からは選ばない
- 1日平均20万株以上の取引量がある
- 上場して2年以上が経過
- 破産手続きを行っていない
- 外国企業でも組み込まれる
ナスダック市場の上位100銘柄から構成される
ナスダック100指数を構成する企業はナスダック市場の時価総額が高い上位100銘柄が選ばれます。
例外的に含まれない企業もありますが、アメリカのトップ100企業の動向を知れる指数なのです。
ナスダック100は金融銘柄からは選ばれない
ナスダック100指数を構成する企業は金融関係から選ばれません。
金融関係の銘柄を構成企業としないことで、ナスダック100に対するIT銘柄の影響が強くなります。
ナスダック100指数を全ての企業を含めたS&P500の指数と比較することで、IT銘柄の動向を強く知ることができます。
1日に20万株以上の取引量があること
ナスダック100指数を構成する銘柄は1日に20万株以上の取引量があることが条件です。
単純に時価総額が大きいだけではナスダック100に選ばれません。一定量以上の流動性があることが基準の一つになります。
上場して2年以上が経過していなければならない
ナスダック100指数に選ばれるには上場してから2年以上が経過している必要があります。
会社の規模が大きくても上場し続けられる安定性が求められているということですね。
破産手続きを行っていない
ナスダック100指数に選ばれるには破産手続きを行っていないことも条件の一つです。
世界を代表する指数に選ばれるには財務状況がしっかりした会社運営が求められます。
外国企業でも構成される
ナスダック100指数を構成する企業は外国企業でも問題ありません。
ナスダック市場に上場されてナスダック100指数を構成する条件を満たしていれば指数に構成されます。
実際に中国のBaidu(百度)やイギリスのVodafoneなどはナスダック100指数を構成する企業の一つになっています。
米国企業のみならず外国企業も含まれることから、ナスダック100は世界のトップ企業の状況を示す株価指数といえますね。
ナスダック100指数は価格の動きが激しい

ナスダック100の指数の大きな特徴は値動きが激しいことです。
理由としては指数を構成している銘柄が100社と少ないことですね。100という数字から構成企業は多いように感じるかもしれませんが、有名な株価指数の中では少ない方なのです。
ナスダック100以外の有名な指数では「S&P500」という指数がありますが、S&P500はアメリカ全土の代表的な企業500社を代表した株価指数であり、ナスダックの5倍の銘柄量で構成されています。
他にも「ナスダック総合指数」はナスダック市場3000以上の銘柄から構成されています。
代表的な指数を構成する企業数
- ナスダック100・・・ナスダック市場に上場している上位100銘柄
- S&P500・・・アメリカ全土の代表的な企業500社
- ナスダック総合指数・・・ナスダック市場に上場している3000以上の企業
他の代表的な指数と比較するとナスダック100は構成される銘柄数が少ないことから、個々の銘柄の値動きに影響されやすいため、自然と値動きも激しくなります。
そして値動きが激しい理由は銘柄数の少なさだけではありません。
構成企業の割合も影響しています。
ナスダック市場の時価総額トップはアップルですが、アップルの1銘柄でナスダック100の10%を占めています。そして上位10銘柄でナスダック100全体の50%を占めるほどです。
構成されている有名銘柄はですが・・・
- Apple(アップル)
- Microsoft(マイクロソフト)
- Amazon(アマゾン)
- Facebook(フェイスブック)
などなど、日本に住んでいても聞いたことのある会社名ばかりですね。
ちなみに、ナスダック100の1銘柄がナスダック100全体の24%を占めるようになった場合には、少数の銘柄に影響を与えないように特別な調整が入るようになります。
ナスダック100トリプルはナスダック100の3倍の動きをする
「ナスダック100トリプル」はナスダック100指数の3倍の値動きをする指数です。
簡単に言えば、ナスダック100指数の価格が1上がるとナスダック100トリプル指数では3上がります。
ただでさえ価格の値動きが激しいナスダック100が3倍の動きをするとなると、かなりの値動きになります。

(2014年~2016年:ナスダック100/ナスダック100トリプルチャート)
上のチャートで言うと、青色がナスダック100、赤色がナスダック100トリプルです。目に見えて価格の動きに差がありますね。
取引をする時に、価格上昇で利益を上げる注文設定をする場合は爆益になりますが、暴落した時は損失を抱えるハイリスク・ハイリターンな指数といえます。
まとめ
以上がナスダック100、ナスダック100トリプルの基本的な概要です。
- ナスダック100はナスダック市場に上場されている上位100銘柄から構成されている指数
- 米国企業だけではなく、世界のトップ企業で構成される
- IT関係の銘柄の影響が強い
- S&P500などの有名指数と比較して、値動きが大きい
- ナスダック100トリプルはナスダック100の3倍の値動きをする
私も調べるまでは良く分かっていなかったですが、IT関係に影響を受けやすく、世界的なトップ企業の動向を示す指数なんですね。
そんなナスダック100、ナスダック100トリプル指数に連動するETFに投資をできるのがトライオートETFです。

上昇志向が強いのでライジングというロジックを組み合わせると高いパフォーマンスを発揮してくれます。

私が運用しているトライオートETFの戦略はこちら。トレンドが発生したら月利4%を発揮してくれます。

ナスダック100をうまく活用して爆益を目指しましょう!
ではでは。